【必読】子どもの貧困問題と私たちにできること

【必読】子どもの貧困問題と私たちにできること

国連開発計画(UNDP)が2019年に発表したデータによると、世界中で約6億6,300万人の子ども達が貧困で苦しんでいます。

貧困に陥ると、キレイな水が飲めなくなったり、学校に行けない、飢餓、衛生面など、様々な問題が発生します。

そんな貧困に苦しんでいる世界の子ども達に、「少しでも支援してあげたい!」と思われる方はたくさんいらっしゃると思います。

今回は、世界の貧困の現状と、子ども達を支援する方法について解説いたします。

子ども達の貧困について

子ども達の貧困について

具体的な原因

貧困化の原因は、国によって異なります。
以下に、いくつかの国の貧困化の理由を紹介します。

インド

最近都市部では富裕層が増えてきましたが、インド全体として考えるとまだまだ貧困層が多いのが現状です。カースト制度(ヒンドゥー教における身分制度)や、低い教育水準、政治関連(汚職)などが子ども達の貧困の原因として挙げられます。

フィリピン

急速な勢いで成長しているフィリピンの経済。しかし、進む経済化とは対照的にフィリピンでは貧困層が拡大。経済が成長したからといっても、貧困問題が解決するわけではありません。植民地としての状態が長く続いたことが子ども達の貧困の原因として挙げられています。

南アフリカ

アフリカは長年貧困に悩まされています。歴史的背景がその理由として挙げられています。
世界の国々に植民地化されていた過去があり、そういったことが原因となって民族同士の関係は安定することはありませんでした。結果、紛争が頻発して現在の子ども達の貧困に繋がっています。

中国

中国には、農村戸籍の人は都市に移住できないという法律が定められています。都市部は急激に経済が発展しましたが、農村への富の再分配がなかったため、貧富の格差が広がってしまい、子ども達の貧困に繋がっています。

貧困による影響

水、食料、教育、仕事、医療、住居、エネルギーなど最も基本的な物・サービスを手に入れられなくなります。

例えば、十分な教育を受けられないため、医療に関する知識も乏しく、医療費を払うこともできません。また、食料を買うお金が無いことで、脆弱な健康状態となり、生産性が低下します。

貧困の子ども達を支援する方法

各種支援団体へ現金の寄付

各種支援団体へ現金の寄付
最も一般的なのは、各種支援団体へ現金を寄付する方法です。主に各団体が指定する口座へ振り込む形で寄付をおこないます。

以下に、子ども達を支援している団体をいくつか紹介いたします。

国境なき医師団日本

紛争や自然災害の被害者や、貧困などさまざまな理由で保健医療サービスを受けられない人びとなど、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的とし、独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行っています。

日本赤十字社

「苦しんでいる人を救いたい」という思いのもと、人間のいのちと健康、尊厳を守る9つの活動(国内災害救護、国際活動、救急法等の講習、看護師等の教育、血液事業など)を行っています。

世界の子どもにワクチンを

世界でワクチンがないために命を落とす子どもは、1日4000人。予防可能な感染症で命を落とす子どもたちが数多くいる国々に、ワクチン及び予防接種関連物資を贈る活動を行っています。

日本ユニセフ協会

保健、栄養、水と衛生、教育、暴力や搾取からの保護、HIV/エイズ、緊急支援、アドボカシーなどの支援活動を実施し、乳幼児期から青年期までの子どもたちの命と健やかな成長の為に活動を行っています。

不用品の寄付で子ども達を支援

不用品の寄付で子ども達を支援
まだ使えるけど捨てるのはもったいない。そういった不用品を送ることで、子ども達を支援する方法もあります。

いいことシップ 」なら、送った品物を現金化して、選んだ寄付先へ寄付してくれます。寄付先はHPに掲載されている中から自分で選ぶことができます。

いいことシップを運営している一般社団法人いいことファームは、国内外で貧困に困っている子供達を、独立性と透明性を維持した運営でサポートする事を目的として設立されました。

主な選べる寄付先

  • 国境なき医師団日本
  • 日本赤十字社
  • 世界の子どもにワクチンを
  • 日本ユニセフ協会

集荷費用が必要な団体もありますが、いいことシップは事前申込み不要、送料のみで利用することができます。品物を段ボールに詰めて、寄付先を送り状伝票の品名欄に記載し、お近くの集荷センターに郵送するだけなので、とても簡単です。

また、事前連絡が必要となりますが、集荷センターへ直接持ち込む場合は送料もかからず無料で利用可能です。

いいことシップでは、おもちゃ、ぬいぐるみ、ベビー用品、衣類、食器など、幅広い品目で寄付を受け付けています。
≫ いいことシップはこちら

クレジットカードの利用で寄付

あるクレジットカードを利用するだけで、世界中の子ども達を支援することができます。
この方法ならいつも通りにクレジットカードを使ってお買い物をするだけなので、面倒な振込作業などは不要です。

クレジットカードを普通に利用するだけで、利用額の 0.2%〜1.0%を、カード会社から各種子ども達を支援する団体へ寄付してくれる仕組みになっています。
特に寄付を意識することなく、普段通りにクレジットカードを利用するだけなのでとても簡単ですね。

詳しくはこちら
≫ 使うだけで子ども達のために寄付できるクレジットカード

まとめ

今回は世界で貧困に苦しむ子ども達を支援する具体的な方法について解説しました。
貧困に苦しむ子ども達のために、今私たちにはどのようなことができるでしょう。

いきなり大きな金額を寄付したり、現地に行ってボランティア活動する必要はありません。
近くでやっている募金活動に参加するなど、まずは身近なことから始めてみるのも良いでしょう。

ひとりひとりの小さは気持ちで助かる命があります。
例えばジュースを買う代わりに100円を寄付するだけで、貧困に苦しむ子ども達を守るためのワクチンやキレイな水を買うことができます。
そのようなわずかな寄付でも、たくさんの子ども達の命を救うことができます。

これからの子どもたちの未来を明るくするためにも、貧困問題をしっかりと受け止め、自分にあった方法で支援できれば良いですね。

不用品の寄付で子ども達を支援

CTA-IMAGE いいことシップでは、不用品を全国から宅配便で回収し、届いた品物を販売して現金を捻出し、子ども達を支援する各種団体へ寄付する活動をおこなっております。

経済的貧困と向き合う子供達が少しでも減り、教育を受ける時間と期間が増え、将来自立した時に、困っている子供達をサポートしようとする考えを持った大人となって広がっていく事を切に願います。

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