ヘアドネーションは意味がない?髪の毛の寄付について

ヘアドネーションは意味がない?髪の毛の寄付について

最近クチコミや芸能人からの発信によって、ヘアドネーションというボランティア活動が注目を集めています。ヘアドネーションは髪を伸ばして寄付する活動ですが、お金や手間がかからず人の役に立つことができ、インスタ映えすることもあって話題になっています。

しかし、「ヘアドネーション」で検索してみると、関連する検索候補として「意味がない」と出てきます。

ヘアドネーションは意味がないのか?
それともあくまで噂なのか?

今回はヘアドネーションについて詳しく調べてみました。

ヘアドネーションとは?

ヘアドネーションの参考画像 その1

以前に比べると知られるようになってきましたが、ヘアドネーションについて詳しく知らない人はまだまだ多いと思います。

まずはヘアドネーションについて説明します。

ヘアドネーションの歴史

ヘアドネーションはアメリカで1997年に設立された団体「Locks of Love」などがおこなっていたボランティア活動で、現在ではアメリカ全土に広がっています。

英語で書くと「Hair Donation」

Hair(髪の毛)+ Donation(寄付)という2つの単語で出来ており、髪の毛の寄付という意味です。

先天性の脱毛症やガン、事故などで髪の毛を失った子ども達のために髪の毛の寄付を募り、寄付された髪の毛を使ってウィッグを作り、子ども達に無償で提供していました。

日本での活動

2009年にはNPO法人「Japan Hair Donation & Charity」が日本での活動を開始しました。
当初は日本でのヘアドネーションの認知度が無く、髪の毛の寄付は中々集まらなく、最初のウィッグを提供するまでに4年もの歳月がかかりました。

2015年頃からは柴咲コウさんやダレノガレ明美さんなどの芸能人がヘアドネーションの活動に参加したことをSNSで発信したことをきっかけに、認知度とヘアドネーションの活動に参加して髪の毛を寄付される方が急増しました。

ヘアドネーションは意味がないという誤解

結論から言うと、ヘアドネーションは規定通りに行えばとても役に立つ素晴らしい活動です。
「ヘアドネーションは意味がない」という噂は正しい情報ではありません。

しかし、ヘアドネーションについてWebなどで調べると、必ずと言っていいほどネガティブな情報が書かれている記事が目に入ります。

ではなぜこのような噂が流れたのでしょうか?
いくつかその原因を紹介します。

髪の毛の長さが足らなかった

ヘアドネーションで髪の毛を寄付するには、30cm以上(医療用ウィッグとして使用する場合)の長さが必要となります。
それを知らずに規定の長さ以下で髪の毛を切ってもウィッグを作ることはできません。

被災地へ大量の古着を送るように、必要の無いものを送られても、それが好意であったとしても迷惑になることがあります。

ヘアドネーションについての知識が浅く、せっかく切った自分の髪の毛の受け取りを断られたことでヘアドネーションへのイメージが悪くなり、結果としてネガティブな情報を発信してしまいます。

取扱店ではなかった

ヘアドネーションはどこの美容院でも対応している訳ではなく、取り扱っている店舗と、そうでない店舗があります。寄付する髪の毛は自分で切ることもできますが、美容室でプロに切ってもらうことで仕上がりがキレイになります。

ヘアドネーションを取り扱っていない店舗に寄付の相談をすると断られたり、カットしてくれたとしても、ヘアドネーションの知識が無いことで、カットしたあとはの手続きは全部自分でするハメになったりします。

ボランティア団体を信用できない

ヘアドネーションで髪の毛の寄付を募っているボランティア団体の中には悪質な団体もあります。
集めた髪の毛を高額で売ったり、買取業者へ回したり、髪の毛を寄付してくれた善意を無駄にしている団体がいる事も事実です。

そういった背景もあり、ヘアドネーションの活動自体に不信感を持っている方もいます。
美容室側も、髪の毛を寄付するボランティア団体のことについて、きちんと活動しているかどうかを確認していないことも問題となっています。

寄付される際は、ボランティア団体についても調べ、納得したうえで寄付されることをおすすめします。

ヘアドネーションがしたい!

ヘアドネーションの参考画像 その2

ヘアドネーションで髪の毛を寄付するにはどうしたらよいのでしょうか?
興味を持たれた方がヘアドネーションの活動に参加できるように、順を追って説明します。

髪質など条件はあるの?

髪の毛を寄付する際、髪質の条件はあるのでしょうか?
基本的に以下のような髪質のものは、どの団体も不可となります。

・引っ張るとすぐに切れてしまうような髪
・ダメージでひどく傷んだ髪
・湿っている髪

細かい条件は団体によって異なるため、下記を参考にしてください。

Japan Hair Donation & Charity

  • 31cm以上の長さがあること
  • カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK
  • 完全に乾いていること
髪の毛の送り方についての動画を公開されています。

NPO法人HERO

  • 31cm以上の長さがあること。
  • 髪の毛が完全に乾いていること
  • 切り口を輪ゴムでしっかりまとめていること
  • 髪の束は同一人物ごとにまとめること

つな髪

  • 髪の長さ31cm以上
    ※15cm以上31cm未満の髪は現在、募集を一時休止しております。
  • 年齢、性別、国籍は問いません
  • ヘアカラーしていてもOK
  • パーマのかかった髪・天然パーマ・くせ毛・縮毛矯正された髪・ブリーチなどで退色してしまった髪・白髪まじりのものや傷みがひどく軽く引っ張ると切れてしまう髪は不可

長さの規定はあるの?

ヘアドネーションで髪の毛を寄付するにはどのくらいの長さが必要か気になりますよね。
必要な長さは、寄付する団体によって異なりますが基本的には

31cm 以上

の長さがあれば問題ないようです。

どこで切ればいいの?

ヘアドネーションで髪の毛を寄付すると決めたとして、どこで髪を切るかという問題がありますよね。
自宅で切って送ることもできますが、なかなか家でキレイに切るのは難しいので、美容院で切ってもらうのがおすすめです。美容院にヘアドネーションを取り扱っているかを必ず事前に確認してから行くようにしましょう。

どこに送ればいい?

日本でヘアドネーションの活動をおこなってる団体は3つあります。
それぞれ条件など異なりますので、HPを確認して自分に合った寄付先を選びましょう。

どうやって郵送すればいいの?

美容院で切ってもらった場合はゴムなどで髪の毛がまとめられてるはずなので、レターパックや宅配便を利用して送りましょう。美容院によっては送料を負担しておくってくれるところもあります。

まとめ

今回はヘアドネーションの歴史や、「ヘアドネーションは意味がない」という噂について説明しました。日本は海外と比べて、ヘアドネーションの活動に参加する人はまだまだ少ないのが現状です。

この記事を見て少しでもヘアドネーションの活動を知ることで、より多くの人が社会貢献活動に協力してくれるようになれば幸いです。

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