小学6年生の卒業式を迎え、ランドセルからも卒業する時が誰でもあります。もちろん卒業するまでにランドセルを使わなくなるケースもありますが、まだ使えるランドセルをそのまま処分するのはもったいないと思いませんか?
そんな時は、ランドセルを無料で寄付するのがおすすめです。まだ使えるランドセルなら、使用済みでも誰かに使ってもらうことで助けになりますよ。それでは、使用済みランドセルを無料で寄付する方法についてご説明しましょう。
使用済みランドセルを無料で寄付する方法について
基本的にランドセルを寄付する場合、ランドセルを現地に輸送することになるので輸送費などを請求されます。しかし、中には使用済みランドセルを無料で寄付する方法があるので、お金を賭けずに寄付したい人は必見です!
それでは、使用済みランドセルを無料で寄付する方法についてご説明しましょう。
無料で寄付を受け付けている団体に依頼する
様々な団体の中でも、無料で使用済みランドセルの寄付を受け付けている団体が存在します。基本的に料金がかかる団体が多くありますが、その中でも無料で寄付を受け付けている団体を探すのが一番の近道でしょう。
ただ、多くの場合は回収元まで郵送しないといけないケースがあるので、場合によっては郵送する際に発生する料金がかかるかもしれません。その場合、直接持ち込める距離にあるのか調べることが大切です。
いいことシップ
ランドセルを寄付するなら「 いいことシップ 」がおすすめです。
集荷費用が必要な団体もありますが、いいことシップは事前申込み不要、送料のみで利用することができます。ランドセルを段ボールに詰めて、お近くの集荷センターに郵送するだけなので、とても簡単です。
また、事前連絡が必要となりますが、集荷センターへ直接持ち込む場合は送料もかからず無料で利用可能です。
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使用済みランドセルを寄付するメリット
一度ならず何度も使って年季が入っているランドセルを寄付することにどんなメリットがあるのか気になる人もいるのではないでしょうか。実は、ランドセルだからこそ寄付する重要な意味があるのです。それは、世界各国に存在するランドセルが買えない子どもに寄付するというもの。
日本は先進国なのでランドセルが購入できる状況が一般的です。しかし、世界全体で見れば、経済的な理由でランドセルが買えない子どももいます。通学カバンがないというのは想像以上に大変なものであり、学校に行くまで片道数時間はかかる状況も珍しくありません。
それだけの時間、通学カバンもないのに勉強道具を持って登下校を繰り返すのですから、その大変さは聞くまでもありませんよね。そこでランドセルがあれば、丈夫で軽くて使いやすいので登下校が非常に楽になります。
日本のランドセルは6年間使ってもまだ使えるほどに耐久性が高いため、使用済みであっても利用価値は十分すぎるほどにあります。寄付されたランドセルはアフガニスタンやカンボジアなどの発展途上国に送られるため、有効活用してくれるでしょう。
使用済みランドセルを寄付する時の注意点
使用済みランドセルを寄付するメリットはとても意味のあることなので、もう使わないランドセルがあったら無料で寄付するのがおすすめです。しかし、何でもかんでも使用済みランドセルを寄付すればいいというものではありません。
それでは、使用済みランドセルを寄付する時の注意点についてご説明しましょう。
破損や落書きされているランドセルは送れない
使用済みランドセルのどこかが破損していたり、消えない落書きがあった場合は寄付を断られてしまう可能性があるでしょう。破損箇所があるロンドセルはそれだけボロボロになっているということでもあるため、送ったとしてもすぐに壊れてしまう可能性があります。
消えない落書きも明らかに使用済みだと言っているようなものなので、同様に送ることができません。多少の傷や汚れなどは問題ありませんが、ベルトや金具などの破損が見受けられるようでは寄付できないと言われるので注意しましょう。
宗教上の理由で送れない
寄付する国によっては宗教上の問題で断られる可能性があります。特にランドセルに豚の皮が使われている場合、アフガニスタンを初めとする国で宗教上の問題に引っ掛かることから送ることができません。
使用済みランドセルはどんな素材でできているのか調べる必要性があるでしょう。
まとめ
使用済みランドセルといっても、ほとんどはまだまだ使える状態です。まだ使える状態なのに処分するのはもったいないので、無料で寄付するのがおすすめです。発展途上国で再利用してもらえれば、これほどうれしいことはないのではないでしょうか。